人前で初めてソロを弾きました。

教会


初本番の日は12日、つまり成人の日。私もようやくウクレレ年齢3歳にして、一人前への第一歩を踏み出したということに?(笑)


実は、一人でウクレレを持って人前に出たのは二度めです。一度めは、ウクレレを始めて半年くらいの頃に、何の用意もなく、楽譜も持っていないところで突然というシチュエーション。嬉しくてどこに行くにも楽器持参だったのが裏目と出たわけで。直前まで、多少は何かしら覚えているだろう、と思ったのが大間違い。頭が真っ白になって、まったく何も弾けませんでした。

実のところこの体験がちょっとトラウマ化していて、正直今回も、本番となったら止まったりするかもとドキドキでした(^_^;)。初心者を無理やり人前に引っ張りだすのは相手のキャラクター次第なんですよー。


さて、本番で弾いた曲は、「星のレイ」と「ハワイの結婚の歌」の2曲。市販の楽譜(津田さんと細田さん)そのまんまです。会場が池袋の教会(写真)で、結婚式などに使われそうな場所だったので、結果オーライの選曲だったと言えましょう。(笑)
この2週間あまり、ウクレレを手に取るとこの曲しか弾いていないにもかかわらず、ついに暗譜はできませんでした。おかげで、観客や客席を見る余裕は全くなし。おまけに、演奏前・演奏後ともに、オジギしようと立ち上がって楽器を落としたり譜面台を倒したりと、ど素人状態もいいところです。


本番の最中は、懸念していた中断もなく、いくらかの音ビビリがあったくらいで、ミス・トーンもなく終われたので、上出来というべきでしょう。以前に買ってあった外付けピックアップ、グヤトーンのEDM-2も初使用。Micro Cubeとの組み合わせは、ピエゾっぽいシャリシャリもなく自然な音で、気持ちよく弾けました。とはいえ、すっかり舞い上がっていて記録も忘れていた始末なので、自分的に幻の名演奏ということにしておきます(笑)。


それにしても、ひたすら何曲かを本番のために仕込むという経験、楽器では初めてに近く、直前の練習も含め、かなり新鮮な刺激になりました。何せ、一人でいつでもその世界に入り込めるということが、ものすごく新鮮なわけです。

かなりの経験アップに繋がる感触があったので、しばらくしたら、またどこかのライヴ小屋でのオープンマイクにでも出させてもらおうかな、と思っているところです。演奏前後に余裕を持てるレベルでないので、従業員モードを余儀なくされるアルカフェではまだ無理が…(^_^;)。どこか気楽そうな小屋を知っているかた、教えてください!