おそくなりましたが、最後のご挨拶

久しぶりに開けたらまだ残っていたので、これまた久しぶりにエントリしてみます。


この前のエントリーから3年と4ヶ月ほど。ウクレレは今も弾いてます。が、ヴォーカルグループの練習や伴奏にちょっと使う他は人前に出たりということはなく、もっぱら一人の時の楽しみとして、週に数時間弾くくらいになりました。半年ほどレッスンに通ったりもしましたが、震災のドタバタを機に退会してしまいました。


やはりUOJをクビになったことはけっこうなトラウマになっていて、その後メンバーともほとんど会っていません…というかあまり会いたくない気持ちになってしまったようで、ライヴの類はもちろん、ウクレレ関連のイベントにも出かけることが無くなりました。もちろん、アルカフェでのライヴなどで会う人はいるのですが、自分としてはこの業界から追い出された気分になってしまっているようです。


その分、昔とった杵柄というか、捨てる神あれば拾う神ありというか、古巣の合唱団に2009年から呼び戻してもらい、そちらでむしろ充実した音楽活動を展開しています。
やはり2009年からステージ活動を開始したア・カペラグループ「アイランズ」もその後順調に続いていますし、2011年に開始したジャズ・コーラスの「iroha」も少しずつですが形になってきています。
合唱の人間が、楽器の世界での仁義や敷居みたいなことを考えもせず飛び込んだ結果として、2009年がひとつの転換点になってしまったということなのかも知れません。


そんなわけで、自分の不徳のいたすところからウクレレ界からは外れることになってしまいましたが、ウクレレとの出会い自体はやはり、40代の記念すべき思い出のひとつです。


このエントリーの後も楽器は少しずつ増えています。KALAのポケットウクレレ、マーチンのスタイル1ビンテージ、A NuenueのU900モデル2本、アイバニーズのピックアップ付き、セイレンのベビウス、誕生日にもらったAsturiasのカッタウェイ。これでも十分買ってるほうですね。加えて、タカハシウクレレさんにお願いし続けているアルカフェ記念ウクレレも、昨年末で6本めを迎えました。


今年が40代最後の歳で、来年には50の大台を迎えます。ブログのタイトル「四十ウクレレ」は「四十肩」のもじりですが、確かに熱病のような時期を過ぎて、自分のペースと自分らしい場所で楽しむ楽器へと変わったようです。


というわけで、これでこのブログのエントリーも本当にお終いにしようと思います。お読みいただいたかたには改めて御礼申し上げます。
コーラスやネットの世界にはまだまだはびこっておりますので、お会いした折りにはどうぞお声がけください。ありがとうございました。


佐々木潤哉 @sasakijunya