いった年きた年

2008年は、ようやく楽器への(無駄な)探究心が収まってきたようで、満3年を迎えた昨年のウクレレ購入本数は、自分用には2本だけ(T'sのMTX、しいはらのベビー)でした。だいたい好みの音や楽器の趣味も定まってきて、何にでも手を出そうと思わなくなったせいと思うと、好奇心が薄れてきて拙いなぁと感じたりもするのですが(笑)。
この先は、ヴィンテージのマーチンを1本、それと単音弾きで2弦7-8フレット(B-C)の音程が気にならないレベルのコンサート・スケールの楽器を1本手に入れたいな、と思っています。とはいえ、後者はなかなかウクレレには厳しい条件のようです。山ほど買った楽器の中にも、この音程が綺麗な楽器は1割もありません。7-8フレットは鬼門のポジションという気配です。


といっても、正月早々某店サイトで通常価格の半値以下がついていた中古のZEMAITISウクレレに心が揺れて女房ににらまれたり、あげくの果てにミニ・ベースにも興味が出てきたりと、今年も楽器な自分は一体どっちに転がっていくやら、想像がつきません。(歌のほうではすっかり落ち着いているんですが)
かと思えば、昨年春に買ってみたウィンド・シンセはすっかりご無沙汰気味です。これは、生楽器との合わせには使いにくいと悟ってしまったせいでもあるのですが… まだ来たばかりのギターは、ちゃんと家にいる日は毎日弾いてます。こっちは当面コード弾きだけ。Bbは何とか克服したかな?


年末の片づけのついでに、当面の練習場所となる居間に、気に入りの楽器ベスト5を集めてみたら、占部、OZAMA、しいはら、タカハシ、T's(アイウエオ順)製の5本となりました。ハワイ産のオザマ・ウクレレも、ビルダーの未完成遺作を日本で仕上げたものなので、国産ないし日本ゆかりの楽器ばかりです。国産びいきの自分らしいセレクトになり、何となく納得。


ちなみにこの中に、前述の厳しい条件に合格する楽器は2本(家中の楽器で4本)。スケール長とはあまり関係ないようなのが、意外というか面白いというか。