音量

シャンソン名曲選


 先日のウクレレ・オケの練習で、ちょっと印象的だったのは「小さくまとまらず、人数を超えるくらいの音量がまず欲しい」という指導があったこと。弦の高さが低い人は少し上げるだけで音量が大きくなる、みたいな話までされてました。


 この、ビビらない範囲でなるべく音量を出す、というテーマに加えて、移籍したパート(センター)での自分のキャラクターについても考えています。前のパートに較べると、テクニカルな面は少しだけ楽ですが、メロディかバッキングのどちらかを担当することが多いため、力のある単音、タメのあるリズムなど、土台になるような音が必要と感じるケースが多いです。ある曲に至っては、1曲まるまる全部で通奏低音的なパートを弾くこともあったり。


 こういう状況を鑑みると、技術の向上はともかくとして(^_^;)、楽器だけでも、やはり大型の楽器でテンション高めのものを使ったほうが良いかもと判断し、次回からは自宅で弾いている楽器の中で一番大きいT'sのミニテナーをLOW-Gにして持っていくことにしようと思います。サム・ピックを使う練習もぼちぼちしてみようかなぁ。


 どうもアンサンブルとなると、すぐにこういう「細かい仕事」に走ろうとするのは、合唱屋の悪いクセなのかも知れません。けれど、以前の練習で「何かひとつでも得意技を持つように」と言われたこともありますし、自分の得意なのはやはり大技ではなく小技ということで、まずは頭デッカチ的に考えるところから入ってみようと思います。続けているうちには、頭と実践のバランスも取れてくるでしょう…?


 それにしても、少しずつですが指揮者の要求が高くなっているのを感じ、戦々恐々としている今日この頃。先日の練習でも、前のほうではいろいろと恐ろしげな光景が… 人のふり見て我がふり直せ、であります。