I wish they didn't mean a good-bye

このタイトル、古い(らしい)ハワイアンの名曲です。7ヶ国語の「さようなら」が歌詞に入っているという曲で、「アロハ・オエ」が流行るまではけっこう歌われていた曲らしいのですが、今やマイナー・ソングになってしまったようで、録音を探すのも大変なくらいです。邦題は「サヨナラは嫌」(なんとも時代を感じるネーミング…)。


女房と昨年から新しく始めたア・カペラ・グループ「アイランズ」も少しずつ軌道に乗り始めたので、ウクレレ伴奏付きのハワイアン・ソングをレパートリーに入れていこうかと考えています。何せハワイアンは、メロディがシンプルでハーモニーが似合う曲の宝庫なので、やらないのはもったいない。
もっとも、実のところはグループ名がハワイアン・バンドみたいだしどうせなら、ということだったりするのですが… その上、伴奏が入ったらア・カペラじゃないんですが、そのへんはまぁ、かなりおおらかに考えているので(笑)。


で、その第1弾がこの曲。自分が初めてこの曲を聴いたのは、まだハワイアンのハの字も知らない頃で、女性ジャズ・コーラス・グループ「シャイニー・ストッキングス」のライヴで聴いたのがきっかけだったので、すっかりスタンダードだと思っていました。まだ彼女たちもこの曲を歌っていることでしょうが、他に生で聴けるのはアイランズのライヴくらいかも知れません?


楽譜は、大橋英比個さんのレッスンにごく短期間通った時に、雑談のついでにいただきました。何のきっかけでこの曲の話になったのやら思い出せませんが、前のア・カペラ・バンド「ペンギンフィッシュ」でライヴのクロージングに使って以来、大事に歌っています。現代ギターで津田昭治さんがウクレレの連載をしていた時にも掲載されていたので、そちらでご存じのかたもいるかも知れません。


「シャイニー・ストッキングス」関連では「熱風」という曲も思い出深く、これまたウクレレ関係と後にからんでくるのですが、これはまた別な機会に。