本番に向けて

EWI-4000s


 さて、いよいよウクレレ・オーケストラの初ステージも公表となり、気合が入り始めたというべきか、まとめにかかったというべきか、こんどの練習ではいろいろ動きがありました。


 まず、キヨシさんの音楽のまとめかたが変わりました。前回までとうって変わって、オーケストラの中から出てくるテンポ感やリズム感を活かす形での指揮になったのがその最たるところ。この結果、ゆっくりな曲が早めになったり、スウィングの曲がツマったりと、いいことばかりではないんですが、もちろんこのほうが音楽はまとまります。まとまってくればある方向のグルーヴは生まれてくるので、具体的な指示も生きてきます。こういうことが、本番ということの効果なんでしょう。


 ところで、練習中はけっこうみっちり弾いているので、あまり周りを気にする暇もないのですが(ようやく両隣のかたの名前だけ覚えた状態)、今回の練習では、真後ろからやたら大きい音が聞こえてきて、興味を惹かれました。しかも、ところどころで音にチョーキングをかけたりと、かなり余裕のあるプレイヤーのもよう。今回からの新入団員のかたかな… と思いながら、振り向く暇もなく弾いていたのですが、練習後に紹介された彼は…なんと、ウクレレ界では有名なMさんではないですか。本番に向けて、強力メンバーの補充も始まっているもよう。これはなかなかおっかないです。


 追い打ちをかけるように、練習日程が追加に… さらに、本来なら嬉しい「練習後親睦会」なんてものも。うーんしかし、4月はいろいろ忙しく、追加の練習はたぶん出席できないだろうし、親睦会も別の用事との調整が必要… なかなかキビシーのです。