いろいろ変身!

 しかしながら、こういう状況までもご理解いただいてしまったようで(!)、調整されて戻ってきたウクレレは、どのフレットでもはるかにシャープが出にくい状態になっていました。これまでのチューニング手順では、うっかり手を抜くとハイコードの2弦3弦でフラットが出るくらいです。逆にハイコードまでぴったりにすると、ローコードで気になるポイントが大きく減った状態になって帰って来ました。もちろん4弦のビリツキも直っています。

 ちなみに楽器は、Low-G に変更した状態でお預けしました。フェイマスの単品 Low-G 弦がまた出回り始めたので、先日、Low-G を張った時に音程が妙な感じになったのをもう一度試してから、と思ったのでした。この弦だと4弦の音程に問題はなかったので、そのようにお伝えした上でした。

 そうしたら、戻ってきたウクレレは、Low-G によく合う Aquilla に交換されて戻ってきました。弦の傾向から、ますますクリスピー&クリアな感じの音になっています。しばらくは、制作者お好みというこの音を楽しんでみたいと思っています(^_^)。

 …ということで、いちおう新しくなった楽器の音もアップしておきます。例によってヘタで情けないんですが、だんだん開き直ってきました(^_^;)。ちなみに、ナットの材料も新仕様の象牙に変わってます。


http://junya.incoming.jp/uke/PANDA003.MP3