本番無事終了


 というわけで、本日無事にウクレレ・オーケストラ・オブ・ジャパンの初演奏披露と相なりました。個人的には、そこそこ落ち着いてはいたんですが、いかんせん早い曲では本番テンポにかなり負けた気がします(苦笑)。それにしても、ステージ上で緊張する気分になったこと自体がものすごく久しぶりで、新鮮な体験でした。


 だんだん本気の度合いが増してくる練習から本番に向けて、演奏しながら何度も思っていたのは、ウクレレのアンサンブルはタイミングがずれるとけっこう怖いな、ということ。譜読みや練習の段階で合わせにいっている時と違って、本番が近づくと各々の個性の発揮につれて細かなズレも出てくるのですが、これにいちいち付いていこうとして自爆気味の自分がいます… まだまだこのジャンルでの修行が足りませんです。


 本番のステージでは最前列だったのですが、両隣を美女に挟まれている上、ほぼ指揮者の真ん前で、否応なく目立つ場所でありました。今日もタカハシのコンサートと一緒に乗ったので、楽器が目立ってくれる分にはオーケーなのですが、他はねぇ…(^_^;)。


 …などという個人的な話はともかく、ステージは気持ちよくも楽しかったです。自分としては上々の首尾だと言うべきでありましょう。
 本番を終えてみて、これからしばらくの目標は、まずは目立つミスなしに曲を弾ききれるようになること。同じパートに複数の人がいるというのは、自分のホーム・グラウンドの合唱同様で、堅実なプレイ力を身につけないとなぁと思った次第なのです。


 ということで、オーケストラの(特に近隣の)皆様、原田さん、そしてもちろんキヨシ小林先生に感謝を。良い経験をさせていただき、ありがとうございました。


 午前中にわざわざ激励メールをくれた、残念ながら今日出演できなかったAさんにも感謝です。思わず周りの人たちに見せて回ってしまいました(^_^;)。いろいろとバックアップの仕事もご苦労さまでした。次からはご一緒できますね。


 他の出演者の演奏は、ほとんどを客席から聞けたのですが、13歳のIZUMIさんのハワイアン・ソングは凄かった。日系ハワイ人かと思いこんでいたのですが、れっきとした日本人だとか。自分はハワイアンを良く知らず、ハワイアンとしての評価はできないのですが、年齢を超越した美声と歌のうまさに仰天。いわゆる“天才民謡少女”のハワイアン版、という感じでしょうか。ハワイアンが、良い声で美しく歌う、ということを十全に評価されるジャンルなのも、彼女の歌を伸び伸びとさせていたと思います。思わず俺も勉強してみようかなぁ、などと不遜なことを思ってしまいましたが。

 レコードやDVD(実は買ってるんです)では知っていたIWAOさんやハーブ・オオタJr.の実演を見られたのも楽しい体験でした。IWAOさんのステージ、けっこう自分が勝手に持っていたイメージと違ったかも?(笑)。ちなみに、他のかたがたは、自分としては初めて拝見する方々ばかりでした。勉強不足がもろばれです…。